結城あすかの毎日電波思考 (あすか日記)

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zoom RSS 日本国が誕生した年代の話にょ

<<   作成日時 : 2009/10/05 05:52   >>

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 最近、ちょっと気になってるんだけど、ネットの記事で世界史の年表に触れて日本の古さを言及してるのを読んだりしたら、その参照してる国家遷移図での日本国の誕生が紀元前600年代頃になってるにょ。
 ま、確かに神武天皇の即位年を『日本書紀』の記述の年代に合わせたら紀元前660年ってことになるから、それをそのまま日本国の紀元年とするならそれで良いのかも知れないけど、常識的に考えたら神武天皇は神話上の人物であって、歴史的実在性が証明されてる人物ではないにょ。

 世の中には聖徳太子の実在性にすら疑問を投げかける人もいるくらいだから、神武天皇なんているわけないとか考えてる人は珍しくないと思うにょ。でも、あすかは一概に神武天皇の存在を否定するつもりは無いにょ。神話の延長上とは言え、記紀にはっきりと事績が記されてるからには、少なくともそのモデルとなる人物がいたのだと思うにょ。
 とはいえ、日本書紀の記述通りの年代表記をそのまま受け入れたりしたら、初期には変に長命な天皇が何代も続くことになるから、それをそのまま信用できる数字としては受け入れられないにょ。

 あすかが見慣れた国家遷移図だと日本国の紀元ははっきりと区切られたものではなく、紀元前後から3〜4世紀にかけてグラデーションでぼかしてるはずだにょ。異論はあるにせよ、倭の五王あたりから、継体・欽明の頃には大和朝廷による国家が確実に出来ていただろうけど、それ以前に明確な起源を表すのは不可能だと思うにょ。

 もっとも、従来の神武天皇起源を考古学的に否定する最大の根拠は、紀元前660年はまだ縄文時代であって、そんな時代に大和朝廷のような国家が造られるわけはないということだったにょ。
 ところが、昔は紀元前500年以降と見られていた弥生時代の始まりが、もっと以前の稲作を示す遺跡の発掘がどんどん進んだことによって、今や紀元前1000年頃には弥生時代が始まっていたように考えられだして来たにょ。すると、これまでは縄文時代だからありえないとされていた神武天皇の即位年を考古学的に否定できなくなったような感じみたいだにょ。

 ただし、これは紀元前660年頃に国家レベルの社会組織が存在しうることを考古学的に否定できないというだけであって、国家レベルの社会組織が存在していたことが証明されたわけではないにょ。
 『日本書紀』が作られた頃には周辺国家への対抗上、日本の国家起源の古さをアピールする必要性があったから紀元前660年なんて時代が設定されたんだろうけど、今となってはその『日本書紀』の時代からも存続してる国家なんてほとんど存在しないんだから、別に日本国の起源について古さの水増しを必要は無いと思うにょ。
 ま、「神話では」という但し書きをつけるくらいがちょうど良いかにょ。国家の起源が神話まで遡る国なんて、もう世界中には日本しか存在しないのだからにょ。

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