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結城あすかの毎日電波思考 (あすか日記)
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日記というか、雑文の吐き溜め場所かにょ。電波の度合いは0から∞まで様々にょ。意味不明とか気にしたら負けにょ。
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八幡和郎の難癖から江戸時代を弁護するにょ

2018/06/17 16:14
 八幡和郎という人がいるにょ。何者かはよく知らないけど、元官僚でアゴラにヨタ記事書いたり歴史関係の本(といっても学術書じゃなく一般向けの読み物)を出してるにょ。ま、神の啓示を受けて古代史の謎を解き明かしたり、歴史上の人物の子孫を名乗って歴史的大事件の真相をもっともらしく語ったりということをしてるわけじゃないので、ま、あまり胡散臭さはないにょ。
 とは言え、この人にはとりわけ顕著な偏向が見られるにょ。江戸時代をとことん貶して、明治を手放しに褒め称えるにょ。まるで明治維新を正当化するために江戸時代を完全否定した戦前の皇国歴史観そのものみたいだにょ。

 ま、この人の名前を知ったのは、ずっと前に戊辰戦争の際に全国の各藩はどうだったかというようなことを書いた本(『江戸三〇〇藩 最後の藩主 うちの殿様は何をした?』)を読んだときにょ。そういう視点で(全てではないにしろ)各地の大藩から小藩まで網羅的にまとめたようなものは読んだことがなかったから興味があったにょ。
 しかし、中身を読んで幻滅したにょ。そこにはただひたすら、薩長に付いた藩主は英邁、幕府側に付いた藩主は凡愚と、それだけで評価を決めつけてる文章が書いてるだけだったにょ。その他の藩政の事績とか藩主自身の人柄とか、まったく考慮はされないにょ。

 あすかも江戸時代が手放しで褒めるほど良い時代だったとは思わないし、(一般的に時代が下るにつれて社会は良くなっていくという当たり前のことから)全体的には江戸時代より明治のほうが良い時代だろうとは思うけど、かといって江戸時代が悪の権化のように全否定されるものかと言えば、大いに疑問を感じるにょ。

 その八幡和郎がまた江戸時代を一方的に貶す記事をアゴラに書いてるにょ。あまりに胸糞悪いから、あんな記事を盲信するリテラシーの低い読者がいてはいけないので、ここでツッコんでおくにょ。

江戸時代の不都合すぎる真実 ベスト10

@鎖国のせいで軍事力が低下し植民地にされかかった

 結果論に過ぎないということは言うまでもないにょ。西洋列強が軍事力を劇的に進化させたのは産業革命以降に過ぎないにょ。鎖国を始めた時点でそんなパラダイムシフトが起こるなんてことは世界中の誰も考えていなかったはず(レオナルド・ダ・ヴィンチあたりは予想してたかもしれないけど)にょ。
 産業革命が起こった後も蒸気船が実用的に地球規模的な交通手段として使われ始めるまでは、そういう文明の技術もそう簡単には伝達しないにょ。仮に鎖国してなかったところで、日本に産業革命が伝わる時期がそんなに早かったとは思えないにょ。幕府だってオランダからの情報で蒸気船等の知識はあったけど、現物の調達は早くてもペリー来航の10年以上前には不可能だろうにょ。
 なまじ、西洋の近代文明は19世紀中頃から飛躍的に進んでいくから、その最中の幕末開国の時点の文明差が極めて大きく見えるけど、時間的な差を捉えるとせいぜい数十年しか違わないというのは、岩倉遣欧使節が欧州で認識した通りだと思うにょ。

A科学技術も300年遅れたままだった

 産業革命以前の西洋だって科学技術がそんなに進歩していたわけではないにょ。そもそも西洋文明を一方的に基準にして遅れてる遅れてないという価値観自体が、西洋文明が世界中を覆い尽くした19世紀末か20世紀初頭以降のものだということを忘れてはいけないにょ。
 江戸時代の日本が、オランダからの情報でその知識を得ながらも、西洋的科学技術を盲信的に導入しなかったのは、東アジアにおいてそれが必要なかったからだにょ。必要になったのは、その科学技術で武装した西洋列強が東アジアに襲いかかってきたアヘン戦争とかペリー来航以降の話でしかないにょ。

B国民の大半は引っ越しも旅行も禁止の半奴隷状態だった

 こういうのを単純に比較するのは卑怯というものにょ。江戸時代は地方独立の封建制度であって住民統治は藩や所領毎に行われていたにょ。しかも統治者の経済基盤が土地から上がる収穫物なのだから、領民である農民に逃げられては困るので移動に制限を付けたにょ。
 一方、明治時代は中央集権の一括統治で、統治者の経済基盤は各戸に対する課税であって、その課税の元の所得の手段は何でも構わないから、税金を払ってる限り国内の移動は自由になったということだけだにょ。
 江戸時代は何も住人を虐げるために移動を制限していたというのではないにょ。

C女性差別と部落差別は江戸幕府が創り出した

 部落差別はさておき……
 幕府が朱子学を採用したから女性差別につながったとか言うのは何かの妄想ですかにょ? そりゃウーマンリブとか男女雇用機会均等法とかそういう時代の価値観から見ると、確かに男女の平等が確保されてるとはとうてい言えないとは思うけど、かといって当時の諸外国での男女差とか、あるいは歴史的なものを見ても、江戸時代だけ特筆的に男女差別が進展したとかいうような印象はどこにもないにょ。
 こういうのは歴史家気取りにありがちだけど、儒教に支配された中国や朝鮮がそうだから日本もそうに違いないという思い込みに過ぎないにょ。儒教が社会規範として機能した中国や朝鮮と違って、日本ではあくまで道徳の範疇にとどまってるにょ。ただ、一部の狂信者が水戸学を生んだり勤王の志士になったりして、幕末のテロリズムに走っていったのは確かだにょ。

D武士道は明治時代に新渡戸稲造が捏造した

 ま、これは概ねそのとおりだと思うけど、武士階級にもちゃんとノブレス・オブリージュとか意識してる層はある程度いて、そういう人材が幕末の困難期の日本を支えていたことも否定はできないと思うにょ。
 新渡戸の創作にしたってまったく種もないようなところから嘘をでっち上げたりするような見え透いたことは出来ないだろうにょ。

E教育レベルは低く識字率が高いというのも嘘

 江戸時代の識字率が過大評価というのはそのとおりかもしれないけど、ひらがなの識字率を漢字しか使えない中朝の識字率と比べて貶すのなら、26文字しかないラテン文字を使ってる西洋諸国と比べてどうなのかという点に触れないのはどうかと思うにょ。(欧米語は単語単位で覚えないと意味がないとかいう反論は無しだにょ。日本語だって単語の語彙がないと文章の読み書きはできないにょ)
 たいていの武士は九九が出来なかったとか言ってるけど、そりゃ必要がないだろうからにょ。逆に商人とかなら九九の出来ない連中など(丁稚とか除けば)いないだろうにょ。むしろ科学時代の現在の文系大卒でエリート気取りの連中が高校数学どころか中学レベルの数学すら出来てないことの方が大問題にょ。

F下級武士から上級武士になるのすら不可能に近かった

 ま、江戸時代は(というか、それ以前からずっと)「家」で格が決まっているのが日本の社会だからにょ。例外は下剋上の横行した戦国時代にょ。とはいえ、それは武士身分の中での話。朝廷から官位を貰おうとか思ったら家系図を捏造するとかして「家」の格を上げる必要があったにょ。
 八幡和郎が江戸時代(というか徳川家)を貶す代わりに持ち上げてる豊臣秀吉だって、木下藤吉郎とか羽柴秀吉のままだったら関白にはなれてないにょ。あれは摂関家の近衛前久の猶子となることで「近衛家」の人間として関白になれたにょ。
 つまりは、自分の「家」の格を上げることは不可能だったけど、養子などの手段で格上の「家」に変わることは江戸時代だって(日常茶飯事的ではないにしても)普通に行われていたにょ。

G北朝鮮なみに禿げ山だらけで環境先進国は嘘

 人里近くの山がほぼ針葉樹の人工林だらけなのを見れば天然の山を保持してきたわけではないのは確かだと思うけど、いくらなんでも紀伊半島とか奥飛騨や信州の山奥まで禿山だらけってことはないと思うにょ。
 ただ、本当に禿山だらけだったら短期間で森林が復活するとは思えないにょ。江戸時代に禿山だった場所って、明治以降に開発されて、今じゃ住宅地とかに変わってるんじゃないのかにょ?

H北朝鮮と同じように餓死者が続出

 これも比較が卑怯。まず江戸時代は鎖国もあるけど、それより運搬手段が未発達だし、世界中でも食糧余りの場所なんてほとんどないから、飢餓が起こったからって食糧を輸入して対応するとかいうことは無理にょ。金正恩がその気になればいくらでも援助を受けられる現在の北朝鮮とは違うにょ。
 まず現在のレベルの運搬業の基盤が出来たのは蒸気船が世界中に航行できるようになった19世紀半ば(幕末開国の直前)というのは理解しないといけないにょ。さらに飢餓の原因も北朝鮮のような自然破壊が原因の恒常的なものじゃなくって、純粋に自然現象や気候変動による天候不良によるものだから予防のしようがないにょ。

 あと、卑怯なのは江戸時代だけ切り取って悪し様に罵ってること。江戸時代に多くの犠牲者が記録されてるのは、それは統治者がちゃんと災害を把握して被害を調べてるからにょ。それ以前の時代は庶民が飢餓に苦しもうが統治者は関知せずに放置とかだったから、大雑把な被害が伝聞で書かれたりしても、統治者自身による詳細な調査記録は残らないにょ。律令制の当初は朝廷が全国の領民を支配する建前だから、ある程度の状況は把握してたかもしれないけど、荘園制の発生によって律令制が形骸化すると中央の朝廷や貴族は庶民のことは何も考えなくなったにょ。ま、それが武士が誕生する要因の一つだけどにょ。
 江戸時代だって初期の飢饉については幕府も何も手の打ちようが無かったけど、幕末の天保の大飢饉の頃になるとある程度の備えで多少は対応できるようにはなってるにょ。
 明治以降に顕著な飢餓が発生してないのは、世界的な海運網の成立で食糧輸入が可能になったのが大きいのと、あとはハワイやブラジルへの移民政策で国内の口減らしが出来たからだにょ。

I裁判や警察制度が不十分で切り捨て御免も伝説ではないし、サドマゾ刑罰に拷問もやり放題

 そりゃそもそも西洋の制度を持ち込んだ明治以降の警察や裁判制度と江戸時代以前のそれらの制度は根本的に基本理念が違う別物なのだから単純に比較してはいけないにょ。
 武士というのは古代の律令制度の崩壊で警察制度や裁判制度が機能しなくなったから、それを代行するために自然発生的に生まれてきたものだにょ。つまり、大雑把に言えば本来は武士そのものが警察官や裁判官の代わりということにょ。
 武士の権限が肥大化して行政全般にまで及ぶようになると、警察や裁判に関わる武士というのは限られてきたわけだけど、基本的に武士はそういう調停側の立場にあるというのが武家統治社会の建前だにょ。
 あと、明治のドイツ式司法制度のような何でもかんでもガチガチに法律で決めてあるなんてことはないから、裁判の結果は奉行なり代官のその場の判断に委ねられる部分が大きい。そりゃ近代的な司法制度から見ると野蛮に見えるかもしれないけど、その場の空気を読んで判決を下すというのは日本的な社会には不都合がないにょ。問題になるのは空気を読まない判決が出たときだろうにょ。

 斬り捨て御免はどうかにょ。江戸時代の初期には大名の取り潰しの理由に挙げられたりしてるし、徳川綱吉が生類憐れみの令を出したのは、そういう戦国時代からの機運を一掃しようというのが目的だったと言われてるから、戦国時代から間もない頃はそれなりにあったのだろうとは思うにょ。
 ただ、江戸時代が下るに連れて貨幣経済が支配的になり庶民文化が発展してくると相対的に武士の立場が弱くなってくるので、そうおいそれとは斬り捨て御免など出来なくなってくるにょ。だいたい、太刀の鞘の中が竹光とかだったら、いくら相手が無礼でも抜くに抜けないのも確かだにょ。
 ま、社会がきな臭く物騒になって、それこそ庶民が斬り捨て御免の危険を感じざるを得なくなったのは、幕末に薩長のテロリストが徘徊するようになってからじゃないのかにょ。


 人類社会の歴史というのは制度的改善の歴史であるから、前の時代より後の時代のほうが良くなっているというのはある意味当然のことにょ。しかし、前の時代のほうが劣っているのは(観念や知識や技術、その他いろいろな環境要因がその段階にまで至っていないという)時代的制約によるものも大きいという理解が必要だにょ。
 ただただ後世の感覚だけで過去を悪し様に罵るというのは、祖先の墓を土足で踏みにじるようなものだにょ。

 それでも無条件に江戸時代は最悪で明治時代は最高とかいうのなら、ひとつ言っておくにょ。江戸時代の庶民は事件にでも遭わない限り、ほとんどの人が一生の間に武器を使ったり他人を殺傷することとは無関係だったにょ。しかし、明治になって徴兵制度が出来ると健康な男子は徴兵され、戦争が起これば否応なく敵の兵士に対して武器を使って殺傷することが強要されるようになったにょ。これが手放しで褒め称えられるようなことですかにょ?

 この八幡和郎という人はどうして江戸時代を貶し明治ばかり褒めそやすのだろうかにょ? ネトウヨだとか勤王家だとかいうのとはぜんぜん違うと思うにょ。
 おそらく東大卒のエリート官僚とかいう本人が一番自慢してる「権威」の由来が明治維新で成立した近代の官僚制度であるから、その「権威」を維持するためには明治維新が何ら欠陥のない素晴らしいものでなければならないと思ってるのだろうにょ。そのためには「江戸時代のほうが良かった」なんてことが一つたりとも有ってはいけないにょ。だから懸命に江戸時代を貶して否定し続けているのだろうかにょ。
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文系エリート様の統計記事を鵜呑みにしてはいけないにょ

2018/05/06 01:30
 数字があれば信憑性が高いと思ってるのか、何かと我田引水に都合の良い統計を持ち出してくるのは公務員の作文と文系バカエリート様のネット記事だにょ。
 ま、公務員の作文なんかは故意に結論を捻じ曲げるために意図的にやってるのがミエミエだからここでは論じないにょ。一方、文系エリート様のネット記事には意図的なものもあれば、そもそも統計の意味を理解していないからマヌケな結論に至ってるというものも多いにょ。

 今回取り上げる例も、故意にやってるなら相当にしたたかだと思うけど、多分に統計の意味を理解してないという可能性の方が遥かに高いと思うにょ。


   「両親の身長が高過ぎる」と心配している女の子へ


 記事では正規分布について触れた後で、日本人の身長の統計が正規分布であるという前提のもとで、極端に身長の高い人や低い人は極めて少なく、多くの人は平均値から標準偏差の範囲内に収まり、「平均値への回帰」があるから、両親の身長が高過ぎてもその娘はその標準偏差内に収まる可能性が高いとかいうようなことを言ってるにょ。
 ま、賢明な人にはこれだけでいろいろとツッコミどころがあることがわかると思うにょ。

 そもそも正規分布というのは、「サイコロを100回振って出た目の合計」とかいうように個々の目の出現確率がどんな場合でもイーブンで、目の合計というサンプル値が最終的な平均値付近でメジャー値を取る場合、そのサンプル値を1000回とか10000回とか数多く取った時に理想的に出現する統計傾向に過ぎないにょ。
 日本人の身長なんてものは平均値付近に収束することが科学的に保証されてるわけではなく、ただ、1億人ぐらいのサンプルと取ったらいろいろな個々の条件が相殺されてしまって、現象として正規分布に近いような統計結果になってるだけの話だにょ。
 つまり、身長の統計が正規分布を示しているとしても、それは日本全国のサンプルを集めた上での全体的な傾向を示しているだけであって、遺伝的に身長の高い一族とか逆に身長の低い一族が存在しないということを示してるわけではないにょ。

 文系の統計記事によく見られる誤解として、統計結果を確率的保証値と取り違えてることが多いけど、この記事の趣旨もそういう誤解から来てるところが大きいかにょ。統計結果はあくまで、サンプル集合が示す全体的傾向に過ぎないのであって、個々のサンプルの値として保証されてるものではないにょ。
 身長の統計で言えば、これは何の条件もなく単に日本人全体の身長を集めた全体の傾向を示してるだけであって、「両親の身長が高過ぎる」という条件を加味した場合のことなど何も示していないにょ。

 この統計結果としての傾向と保証値は違うということの一番わかり易い例は、スマホゲームとかのガチャの確率かにょ。あるレアなアイテムの出現確率が0.1%であるとした場合、1000回ガチャを回した人が1000人ぐらいいたら、統計的にはそのアイテムを1人1個獲得したというような結果になるだろうにょ。ただし、これは1000回ガチャを回せば誰でも必ず1個獲得できるというわけではないにょ。数個獲得できる人もいれば、獲得できない人もかなりの数いるだろうにょ。
 これを保証値とするためには、ガチャの有効回数を全1000回に固定し、その1000回中に必ずそのアイテムが出る仕掛けが必要だにょ。確率とか統計結果とかはあくまで傾向を示すだけであって、結果の保証にはそれなりの仕組みや理屈が必要だにょ。

 ここまで書けば「平均値への回帰」というのが意味不明というのがわかるだろうにょ。統計というのは全体傾向を示すだけであって、個々のサンプルに何か作用するものではないにょ。サンプルが数多くあれば、平均値に近いものが全体として多くなるというだけであって、特定の値を平均値に近付けるような現象はどこにも発生しないにょ。
 以上は単純に数学としての統計学の話だけど、人間の身長(それも統計平均とかじゃなく具体的個人の身長)とかいう話だと、統計なんかよりも遺伝子とか生活環境とかそんなものの影響の方が遙かに大きいのは自明だにょ。身長が高いのが優性遺伝であるなら、両親ともに高けりゃ娘が高くなる可能性は大きいだろうし、貧困で栄養失調を起こしてるような生活環境なら十分に成長できずに平均よりずっと低い身長になるかもしれないにょ。

  
高身長同士男女の子孫と低身長同士の男女の子孫に「平均値への回帰」が生じなければ、現代でも高身長族と低身長族に二分化しているはずだ。


 身長差による統計上の分化が生じていないというのは、確かに「平均値への回帰」というような現象が起きているのかもしれないけど、それは統計的作用ではないにょ。単に高い人同士や低い人同士の結婚だけで子孫が作られてるわけじゃなく、何十世代も経れば各世代の身長的特徴なんて誤差に過ぎなくなる程度のものでしか無いということを示してるだけだろうにょ。
 統計に精度を求めるには一定以上のサンプル数が必要なのと同様、遺伝的傾向を統計で語るにはそれなりの世代数を経た上でないと意味がないにょ。そして統計は傾向を示すだけで結果を保障するものではないにょ。何百年何千年とかいうスパンでの身長の統計傾向を(きちんとしたサンプルを示した上で)語るならともかく、「両親の身長が高過ぎる」という女の子個人の身長を語るには何の根拠にもならないにょ。

 ま、実際のところ身長が高いのが優性遺伝なのかどうかは知らないけど、統計とか持ち出してくるなら、「両親の身長が高過ぎる」という限定条件を踏まえた上での統計資料を持って語るくらいの誠意は示してほしいものだと思うにょ。
 ということで、統計を根拠として持ち出してる記事だからと鵜呑みにするようなことはやめたほうが良いということだにょ。

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再起動用プログラムランチャー『ResetLaunch』を使うにょ

2017/09/22 20:31
 先日、Vectorに『ResetLaunch』とかいう自作ソフトを登録したけど、説明文とか取扱説明書だけではちょっと使い方が分からないとか、多々あるとは思うにょ。そこで、ちょっとだけ使いかたのヒントになりそうなこととかを記しておくにょ?

1.『ResetLaunch』って何?

 ソフトの機能としては「再起動用プログラムランチャー」としてるにょ。一般的なプログラムランチャーというのは、よく使うアプリとかをメニューなり一覧形式にまとめて起動しやすいようにするようなソフトウェアかにょ。

 昔はメーカー製のPCを買ったら最初から独自のプログラムランチャーが組み込まれていて、素でOSの画面を立ち上げたい人には邪魔だとかいうことがよくあったにょ。今でもAndroidスマフォの一部にはそういうものが組み込まれている場合もあるにょ。
 そういう初心者向けにOSの画面を隠そうとか、OSの画面を回避してアプリだけ起動できるようにしようとかいうおせっかいなソフト以外にも、OSのメニュー画面とかの不便さを補う形で任意で呼び出せる形のプログラムランチャーとかはフリーソフトでたくさん出てるにょ。

 この『ResetLaunch』はそういう一般的なプログラムランチャーとは少し違うにょ。任意のアプリを登録して起動させる機能を持つという点では同じだけど、一般的なプログラムランチャーが「アプリを簡単に起動できる」ということを主目的にしているのとは違って、『ResetLaunch』の主目的はそうやって起動したアプリを「簡単に再起動できる」ということだにょ。


2.アプリの再起動って?

 別にアプリが常に正常に動いてくれていれば問題ないのだけど、世の中の多くのソフトはCPU速度や占有率・メモリ容量等のリソース面、オンメモリデータの肥大化、異常データの発生、アプリ自身の不具合やユーザーの誤操作などなど様々な原因で、期待しない動作を起こしたりフリーズして反応がなくなってしまう場合があるにょ。
 例えば、タブを開き過ぎたりクソ重いサイトを開いたりすると途端に固まってしまうブラウザソフト、クソ重たくてすぐにフリーズするオンラインゲームのクライアント、機能的には問題ないのだけどバグを取り切れていない開発中の自作ソフトとかかにょ。

 発生頻度が少なく、そんなに頻繁に使うことのないアプリならその都度タスクマネージャーを立ち上げて強制終了させ起動し直したり、ついでにPC自体を再起動させたりするのも手間ではないだろうけど、割とよく発生するのだけど常時使う必要があるアプリだとしたら、いちいちそんな手間を掛けるのは面倒だにょ。

 そこで、アプリの強制終了と起動のやり直しの手間を省くのが、この『ResetLaunch』だにょ。


3.使い方のヒント

 基本的な使用法は取扱説明書にあるので、その周辺的な使い方のヒントを幾つか記しておくにょ。

(1)スタートメニューへの登録

 Windows 10の場合、以下のフォルダにショートカットを置けばスタートメニューに登録されるにょ。

 C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\
 (ユーザー名)の部分はログイン時のユーザーアカウント名

 @エクスプローラーで「ResetLaunch.exe」を右クリックし、メニューから「ショートカットの作成」を選択
 A作成したショートカットをエクスプローラーで上記のフォルダ(またはその任意のサブフォルダ)に移動
 B必要に応じてショートカットの名前を変更(拡張子「.lnk」は変更しないこと)

 同様にスタートメニューから削除する場合は、このショートカットを削除すればOKだにょ。


(2)スタートアップへの登録

 スタートアップに登録すると、PCの起動時(自ユーザーアカウントでのログイン時)に自動的に『ResetLaunch』が起動するにょ。
(起動するのは『ResetLaunch』本体だけなので、登録されたアプリは手動で起動のこと)

 Windows 10の場合、以下のフォルダにショートカットを置けばスタートアップに登録されるにょ。(ショートカットの置き方はスタートメニューの場合と同様)


 C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup\
 (ユーザー名)の部分はログイン時のユーザーアカウント名


(3)使用中

 この『ResetLaunch』は起動したアプリのプロセス情報を保持して再起動(停止)を行うため、『ResetLaunch』自体を終了してしまうと機能しません。PC起動中(または完全に不要になるまで)は起動している必要があるにょ。
 そのため、ウインドウサイズは小さめに作って、他のソフトの操作の邪魔にならないようにしてあり、また誤動作防止用のキー設定の機能もあるにょ。とはいえ、そう頻繁に操作を行わないのであれば最小化を行い、必要な時はタスクバー上のアイコンから開くのがスマートかにょ。

 もっとも、Windowsのシステム自体の動作が不安定になってくると、真っ先にタスクバーが反応しなくなったりするので、そういう環境での使用を想定する場合は、開いたままになってたほうが安心かにょ。もっとも、そういう状況では『ResetLaunch』を含め、あらゆるソフトの動作自体が不安定になってるだろうから、システムそのものを再起動することを勧めるにょ。


(4)システム再起動

 動作設定の中に隠し機能みたいに付けてるものだけど、通常で使うようなことを想定してるわけではないにょ。タスクバーがフリーズしてスタートメニューが開かなくなったり、Ctrl+Alt+Delが効かなかったりして、どうしてもシャットダウン等の機能をソフト上から呼び出せなくなった時に、『ResetLaunch』が機能していれば使えるかなという程度のものかにょ。(そのような場合は、おそらく『ResetLaunch』も機能してないと思うけど)
 あくまで、「電源ボタン長押しでシャットダウン」に至る前の気休め程度のために付けてあるにょ。
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北朝鮮ミサイルの軌道の完全予測は不可能にょ

2017/09/22 01:43
 アベガーな皆さんは政府が「北朝鮮のミサイル発射は完全に把握していた」と言ったら、発射の直後にどこを通過するとか、どにに落下するとかが分かっているはずだとか、分かってないのは把握してないからだとか、足りない脳で思い込んでるみたいな感じだけど、ミサイルの発射を把握したって、それがどう飛んで行くかなんてことを完全に予測するためには、予めミサイルの詳細な仕様とかコンディションとか機器の信頼性とかのデータが必要だにょ。発射を確認したからって、どんなミサイルがどう発射されて、そのミサイル自体の信頼性がどうなのかわからなければ、大雑把な予想しか出来ないにょ。
 ま、信頼性とか言い出したらキリがないから、仮に仕様を完全に満たした性能を発揮できるとしても、それだけでは予測できないにょ。

 北朝鮮のミサイル、直近で日本上空を飛び越えた「火星13号」のような大陸間弾道弾(ICBM)は、早い話、積荷(弾頭)さえ除けばただのロケットだにょ。ミサイルの規模によるけど、「火星13号」は三段ロケット、まずは一段目のロケットで地上から発射され、二段目三段目で順次上空でのブーストを行って弾頭を軌道に乗せるにょ。
 発射段階で判明するのはあくまでも一段目のロケットの推力(エンジン出力)だけにょ。ロケットがどれだけ飛ぶかは、この推力と搭載燃料によるロケットの加速時間に負うところが大きいけど、一段目二段目三段目それぞれの推力と加速時間のうち、発射時点で確認できるのは一段目の推力だけにょ。一段目の加速時間や二段目三段目の推力と加速時間は継続して観察していないと判明しないにょ。
 もっとも、ミサイルの安定運用という点から考えると一段目の搭載燃料は発射のたびに大きく変えたりはしないだろうから、ある程度は予測できると思うにょ。また、二段目三段目の推力も性能が安定してるなら、過去の事例から予測は可能にょ。問題は三段目の搭載燃料。これはそれこそ、どこを目標に発射するかで違ってくるから、発射毎にバラバラで当たり前。結局のところ、三段目の加速時間を観測し続けていないと、どこに飛んで行くかは正確には分からないって話だにょ。

 ま、これが実戦配備されて固定的に狙ってる目標があるなら、その目標に向かって飛んでくるって予想はつくけど、現状の北朝鮮のミサイルはあくまで発射実験であって、固定的な攻撃目標があるわけではないから、そんな予想もできないにょ。

 とは言え、現状の大雑把過ぎるJアラートの警報が、あれで良いとは言えないにょ。確かに発射直後の第一報はあの程度で仕方がないのだけど、昔の空襲警報じゃないんだから一報出してお終いじゃなく、1分毎に最新の観測結果に基づいた最新情報に更新して通知されるべきかにょ。

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「度し難い」言葉の話にょ

2017/09/08 12:50
 日本語に限らす、言葉というのは日々変遷するものにょ。使われる表現にも流行り廃りがあって、それは単に一過性の造語や刹那の流行語に限るものではないにょ。
 最近、こと気になってるのは「度し難い」という表現かにょ。言葉自体は古くからあるものだけど、マンガやアニメのセリフに頻繁に出てくるようになったのは、ここ10年くらいの間だと思うにょ。きっかけは何なのかは知らないけど、ネット時代の特性によりあっという間に使用が広まったということかにょ。

 あすかがこの言葉に違和感を覚えるのは「どしがたい」という読み方だにょ。「度」を「ど」と読むのは音読みであって、単語(漢語)の一部だとか、あるいは角度や温度の単位に用いられる場合だと思うにょ。「度す」と書いて「どす」と読む表現が他では一般的でない以上、スマートな日本語ではないにょ。
 もちろん、日本語には湯桶読みとか重箱読みという漢字の音読みと訓読みを混在させた読み方があるけど、それらは単語の表現として和語と漢語を組み合わせたものであり、音読みを動詞や形容詞のような用言として使用したものではないにょ。

 和語(大和言葉)として「度す」という表現が一般的でない以上、その由来は何らかの外来文化に関する専門用語と考えるのがいいかにょ。
 そうやって見付けたのが「縁なき衆生は度し難し」という言葉にょ。これは「仏の教を信じない者は救われない」という意味の法華経の思想を語ったものらしいけど、出典は江戸時代中期の『諸芸袖日記』という浮世草子らしいにょ。ここで「度す」という言葉は「(悟りを開いて)仏(の思想)に救われる」という意味合いで用いられているにょ。

 つまり「度す」というのは一般的な日本語表現ではなく、仏典の思想を表すための専門表現にょ。そこで大和言葉の訓ではなく、音読みそのままで動詞として使われているという感じだにょ。
 ところが「度す」という単体の表現使用が無いまま「度し難い」という表現だけが切り取られて、ここ近年で多用されているから違和感がハンパないのだけど、なんかそれっぽい表現だけ嬉しそうに使ってるという意味では、(やたら魔術表現を多用したりする)一種の「中二病表現」と言った方が良いのかと思うにょ。
 そんなわけで、この「度し難い」という表現も、やたら古典に詳しいオタクキャラだったり中二病キャラが使ってるなら違和感ないけど、頭の悪そうな格闘系の主人公キャラが叫んでたりするのはやっぱりどうかと思うにょ。

 ちなみに「度」がどうして「仏に救われる」という意味になるのかというと、「度」と言うのは昔の仏典ではしばしば「渡」の代わりに用いられていたにょ。そこで、煩悩の川を渡して(悟りを開いた)彼岸に送り届けるという意味から、仏教的に救われるという意味合いに用いられているにょ。
 そういう意味では「度し難い」を「どしがたい」と読むよりも「わたしがたい」と読んだ方が本来の意味を表しているにょ。もっとも、現代のマンガやアニメの用例から見た場合は「ゆるしがたい」の方が的を得ているように思えるけどにょ。


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東芝RDシリーズ(アナログレコーダー)のジャストクロックを設定し直すにょ

2016/04/10 12:49
 DVDレコーダーの時代には人気のあった東芝のRDシリーズ。アナログ放送が終了したとはいえ、古い(地デジやBS、スカパー等の)外付チューナーやCATVのSTBなど、まだまだアナログ出力機器が生きてる間はそれで録画してるという人も多いと思うにょ。
 しかし、非情にも東芝は昨年12月になって時刻サーバーの運用を停止してしまったので、それらの機器では付属マニュアルや東芝サイトの記述方法では自動の時刻調整が出来なくなってしまったにょ。時刻サーバーの運用停止を通知する東芝サイトのページには、時刻は手動で調整しろと書いてあるだけで不親切極まりないけど、現実的ではないにょ。

 昔のビデオレコーダー(VHSやBeta)の時代には、(一部の格安機器を除いて)高性能の水晶発信式時計が内蔵されていて、月差1〜2秒ぐらいの精度があったので、自動の時刻調整機能なんて無くても不便はしなかったのだけど、DVDレコーダーの時代になってからはコスト削減のためか、そういう高性能の水晶発信式時計を内蔵するということはなくなってしまい、電源周波数同期型の安い内蔵時計しか搭載されなくなったにょ。これだと、月差が30〜60秒ぐらいの誤差が生じて、例え1分ぐらい前もって予約してても1ヶ月経てば頭欠けが発生してしまうなんてこともありうるにょ。

 そこでジャストクロックとかいう自動の時刻調整機能が作られたわけだけど、初期の機種はネットにつながってないスタンドアローンを前提にしていたため、時刻調整の基準に使われたのがアナログ時代のNHK教育で毎日一定の時間に流れてた時報だったにょ。
 一方、一般家庭にインターネットが普及し始めると、レコーダーもネットにつなげて用いるという想定でいろいろ機能が加えられ始めたにょ。DEPGの配信、iEPGサイトを利用した録画予約などとともに時刻サーバーを用いた時刻調整機能などもそうだにょ。

 こういったサービスは日本の家電メーカーの場合、メーカーが自前でサービスを提供することが多いにょ。RDシリーズの場合も最初から東芝の提供するサービスを利用するような前提で設定されてるにょ。
 これは客側が細かな技術的知識を持たなくてもサービスを受けられるという便利さがある一方、メーカーがサービスを打ち切ってしまうとそれでお終いだったり、他のサービスへの移行が困難だという不便さが同居してるにょ。

 東芝の場合、(アナログ放送の録画を前提にした)iEPGサイトの運営はアナログ放送終了の1ヶ月前に終わってしまったにょ。当時はまだ他に幾つかのiEPGサイトが残ってたし、RDシリーズのマニュアルにも設定方法は書かれていたので、移行は比較的簡単だったにょ。もっとも今現在に至ってはメジャーなiEPGサイトというとGガイド.テレビ王国ぐらいしか残ってないように思うけどにょ。
 レコーダー自身の番組表で使うDEPGのデータは、地上波放送に関してはアナログ放送終了と同時に提供が終わったけど、BS放送とCS/CATV用の一部専門チャンネルのデータは現在もまだ提供されてるにょ。(これもいつ切られるかわからないけどにょ)
 で、今回、ジャストクロック用の時刻サーバーが切られてしまったというわけにょ。東芝のレコーダーでも地デジチューナー搭載機なら地デジの信号内に含まれる時刻データを用いて調整する機能があるので、地デジ信号が入らない外部入力専用録画機として使ってでもいない限りは問題ないにょ。問題はアナログ専用機だにょ。

 実のところ、東芝の時刻サーバーも仕組みは一般的なNTPサーバーだったみたいだから、時刻の取得元を他のNTPサーバーに設定できればOKなのだけど、問題はそのことがレコーダーのマニュアルにも、東芝の使用説明ページにも、時刻サーバー停止の通知ページにもいっさい載っていないことだにょ。だから「時刻サーバーを止めたよ。後は手動で時刻調整してね」って無責任な話になるにょ。

 そんなわけで、とりあえず、古いアナログ専用のRDシリーズのジャストクロック機能を復活させる方法を記しておくにょ。
 設定はRDシリーズ本体の設定メニューで行う部分と、PCからネットdeナビで設定する部分と2箇所あるにょ。まず、ネットdeナビからするにょ。以下の説明画面はRD-X5EXのものだけど、どの機種でもそんなに変わらないと思うにょ。


【ネットdeナビの設定】

 PC上で該当機種のネットdeナビを開くにょ。メニュー画面から「本体設定」を選択するにょ。

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 開いた画面をスクロールして一番下の方に行くと「その他の設定」の欄に「時計サーバ」という項目があるにょ。

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 ここはデフォルトでは「東芝のサーバ」なんて設定がされてて、リストがあるわけでもないから何を設定すれば良いのか不明なんだけど、ここに使用したいNTPサーバーのアドレスを直に設定すれば良いみたいにょ。
 設定するNTPサーバーはネットでググれば幾つか見つかると思うにょ。ちなみに「ntp.nict.jp」は情報通信研究機構の日本標準時プロジェクトが一般向けに公開してるNTPサーバーだにょ。

 「時計サーバ」を設定したらページの右上にある「登録」ボタンで登録するのを忘れないようににょ。

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【本体の設定画面】

 リモコンの「簡単ナビ」のボタンで「簡単ナビ」の画面から「設定」を選ぶか、リモコンの隠しポケット内の「設定」ボタンを押すかで、設定メニューを開くにょ。

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 一番右側の「初回設定」の一番下の「ジャストクロック」の項目で「時計サーバ」を選択するにょ。

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 ネットdeナビの本体設定の時計サーバが「東芝のサーバ」のままになってると、サーバが見つからないとかいったエラーになってしまうけど、きちんとNTPサーバーが設定されてるとエラーが出ずに選択できるにょ。
 ちなみに「時報」はアナログ放送のNHK教育の時報を用いるものなので、とっくの昔に使えなくなってしまってるにょ。

 とりあえず、この設定で1ヶ月ぐらい経っても時間のズレが生じてないので、正常に機能してると思うにょ。(それ以前は、電源周波数同期型の内蔵時計の精度通りのズレが生じていたにょ)

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図書館から新刊本を無くしても本は売れないだろうにょ

2015/09/13 17:57
 ネットに次のような記事があったにょ。

  図書館に新刊本を置くことの意味とは?
  
 あすかも公共の図書館に売れ筋の漫画とか新刊本を置くのには反対だにょ。そんなものに群がる俗物どもで図書館が騒がしくなるのも鬱陶しいし、何より図書館の意義としては一般人が個人として入手し辛い希少な専門書や高価な全集物の利用を税金で賄うことにあると思うからにょ。

 しかし、この記事では(百田尚樹著『大方言』の記事に触れながら)図書館が新刊本を置けば、利用者がそれを買わないので経済活動を衰退させるという反対理由を述べているにょ。
 果たしてそうだろうかにょ?

 これと似たような話は10年ぐらい前に音楽CDをめぐって語られてたにょ。曰く、コピーガードのないCDの私的複製がCDの販売を阻害しているという話にょ。そして業界は一斉にCCCDとかレーベルゲードCDとかいう、CDの規格から逸脱した動作保証のないコピーガード商品に次々に切り替えたのだけど、それで販売数が増えたとかいう話は聞かないにょ。むしろ、それまで盛んにCDを買っていた「お得意様」の反発を買って、販売数がいっそう冷え込んだだけだったのじゃないかにょ。そして、結局、CCCDとかレーベルゲードCDは黒歴史の彼方に葬り去られてしまったにょ。

 つまるところ、私的複製を悪用してコピーされた音楽しか聴かないユーザーは一定数いるだろうけど、彼らはそれがタダ同然で手に入るから聴いてるだけであって、コピーできなくなったからって商品を買ってまでは聴かないって話にょ。

 それは図書館の新刊本でも同じだろうにょ。図書館で新刊本を読む人は、新刊本が図書館に入らなくなったからって本屋で買ってまでは読まないだろうにょ。

 本書にも書かれていたが、人気の新刊本ともなると図書館での予約待ち人数が数千人にも登るらしい。新刊本の初版が3000部とか6000部と言われている時代にあって、それ以上の数の予約待ちが入る本が存在しているという事実、これが如何に異常な状況であるかを考える必要があると思う。

 予約待ちが数千人とかいう本は、初版だって何万部、何十万部も刷ってるような話題作に決まってるだろうにょ。一般的な平均値を出したって、そのほとんどは一般の図書館に置いてさえもらえないものだということを無視してはいけないにょ。

 そもそも「新刊本」に対する価値感覚が、一般的な著者や出版社並びにこの記事の著者と、図書館で新刊本を読むような人とでは違ってるだろうにょ。前者にとってはとても価値の高いものかもしれないけど、後者にとっては単に流行りの話題から取り残されないためだけの薄い価値にしか過ぎないかもしれないにょ。
 今週の『ワンピース』の内容だけを知るために『ジャンプ』を買うなんてもったいない。床屋や喫茶店に置いてあるようなヨレヨレの『ジャンプ』で十分。そういう程度の価値感覚で話題の新刊本を求めるような人が、わざわざ本屋で新刊本を買ったりはしないにょ。図書館の本を読めばいいという程度の価値観だから図書館の本を読むにょ。

 そう考えれば、新刊本が図書館に置かれることは、けっして経済活動を潤したりはしないだろうけど、衰退させもしないにょ。むしろ、置かれなかった場合に比べたら一定数以上の読者は増え、それなりの話題にはなり、それが多少とも新たな売上に繋がる可能性があるかどうかは知らないけど、著者の著名度の向上には繋がるだろうにょ。

 ところで、私的複製を防止するためにCCCDとかレーベルゲードCDを導入したレコード産業だけど、私的複製の温床になっていたレンタルCD店での取り扱いを禁止させたって話は聞かないにょ。それも当然。一般的な音楽CDの販売数を考えると、レンタル店向けの販売数がかなりの割合を占めていたにょ。それを切ってしまえば、私的複製によるバーチャル被害なんかとは比べ物にならない実被害が出てくるにょ。

 翻って新刊本はどうなんだろうかにょ。そりゃ一部のベストセラーはたいした影響は無いかもしれないけど、新刊の自転車操業が問題視される昨今、全国の図書館が新刊本を購入してくれなくなったら採算の合わなくなる出版社だって少なくはないと考えるのだけどにょ。
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