結城あすかの毎日電波思考 (あすか日記)

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zoom RSS プログラマー35歳定年制の話にょ

<<   作成日時 : 2010/03/15 22:59   >>

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 昔から「プログラマー35歳定年制」というのがまことしやかに語られていて、実際、こういう年齢になるとソフト産業での求人は(アホな官僚だか政治家だかが求人情報から年齢事項を禁止させたせいで、見掛け上はあることになっていても)ほとんど無いにょ。
 しかし、世界的に見て「プログラマー35歳定年制」なんてアホなこと言ってるのは日本の企業だけで、外国に行ったら高齢のプログラマーなんて普通にバリバリと働いてるにょ。「プログラマー35歳定年制」というのはプログラマーが35歳になったら能力的に働けなくなるということなんかじゃなくて(いや、中にはそういう人もいるだろうけど)、日本の企業構造自体の問題だろうにょ。

 日本の企業構造の特徴というと、横並びの出世主義と、専門スキルの無い管理職や幹部役員ということだろうかにょ。
 横並びの出世主義というのは、入社年数に応じて平均的にどういう役職にいなければならないかとかいう暗黙の基準があって、社員はすべからくそれに向かって努力しなければならないということだにょ。つまり、一定年齢以上になるとどんな人間であれ管理職となることが求められ、そうならないものは失格者と見なされるにょ。こういう世界では生涯一技術者としてプロの技を極めるという選択肢が選べないので、管理職になったとたんに技術者としてのスキルの向上が終わってしまうにょ。
 専門スキルの無い管理職や幹部役員というのは、それと関係するけど、誰であれ年数によって応じた役職への出世が求められるため、それらの役職は必ずしもその役職に応じたスキルを持った人材ではないということだにょ。外国なら管理職を技能として、そのプロとして企業を渡り歩く人は普通にいるだろうけど、日本の企業の場合は新たに未経験の事業部門を立ち上げるとかいう機会が無い限りは外部から管理職を迎えることは(特に大企業では)稀なことだろうにょ。

 つまりのところ、日本の企業ではプログラマーに限らず、35歳ぐらいになると年齢的に一介の技術者であることは許されず、すべからく管理職以外は(会社人として)失格者と扱われていしまうということだにょ。「プログラマー35歳定年制」というのはプログラマーが35歳になったら(プログラマーとして)仕事ができなくなるのではなく、プログラマーとして仕事をさせてもらえないということだにょ。

 こんなアホな人事制度をやってるのはいうまでもなく日本の企業だけだから、外国に行けば40歳だろうが50歳だろうが、バリバリのプログラマーがプロとして普通に働いていて、40歳なり50歳の経験に見合う豊富なスキルを活かした仕事をこなしてるにょ。
 一方、日本では「プログラマー35歳定年制」によって、それ以上のスキルを磨く人は少なくなるし、上司となる管理職が「プログラマー35歳定年制」でスキルの向上をやめた人しかいないから、それ以上のスキルを磨いてもそれを正当に評価してくれる上司がいないということになるにょ。日本企業の管理職は横並びの出世主義で管理職になっただけで、本来求められるはずの管理職のプロとしてのスキルが無いから、得てして部下の人事考課とかは自分の主観に支配されるものだからにょ。

 その結果、どうなるかというと、日本の企業には「プログラマー35歳定年制」を迎える以前の中途半端なスキルしか持ってないプログラマーだけによるソフト製品しか生み出すことが出来ず、海外に比べてどんどん製品の技術力が落ちて競争力を失っていくことにしかならないにょ。(というか、4年に1度の閏年の処理すらまともに出来ない製品が平気で出回ってることとか見たら、とっくにその状態だと思うにょ)

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