結城あすかの毎日電波思考 (あすか日記)

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zoom RSS 日本の貧困問題と不景気の解決方法にょ

<<   作成日時 : 2009/12/19 23:11   >>

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 少し前だけど、日本の貧困率の高さが問題になったことがあるにょ。これは統計的な問題だから、ここで貧困層と見なされる人でも外国に比べたら所得はずっと大きいとかいう話なんだけど、その比較そのものがそもそも間違っているにょ。

 確かに通貨基準でいうと日本の貧困層の収入は発展途上国などに比べたらずっと高額かもしれないけど、それで生活出来るかどうかというのとは話が別にょ。発展途上国では収入の金額は日本よりずっと低いかもしれないけど、その代わり生活物価もずっと低いにょ。おまけに貧困層には貧困層向けの市場があってそれなりの低い物価を維持してるから、国全体が困窮してるとか飢餓でも無い限り、よほど貧困じゃなければ食いっぱぐれることはないにょ。(当然ながら、ここではアフリカの貧困国とか北朝鮮とかは比較対象とはしないにょ)
 ところが、日本では物価が高止まりして、おまけに貧困層向けの市場なんてものも存在しないから、発展途上国から見れば十分な金持ちであっても日本の貧困層は確実に飢えてしまうにょ。長年の一億総中流伝説に胡座を掻いてセーフティネットも何も無いから、外国から見ればたいしたことのない貧困でも、すぐに住居を失って、自殺するかホームレスになるかしか道が無いにょ。

 日本の貧困問題の根本原因はこの物価の高止まりであり、不景気の元凶もここにあると思うにょ。
 今や世界はひとつの市場経済であり、値段の安い外国の農産物とか工業製品が流入してきたらどんどん物価が下がるのは当然の帰結だにょ。ところが、日本では100円ショップとかユニクロとか、あるいはPC市場でその影響が見られはするものの、それ以外の多くの分野では物価が高止まりしたままだにょ。
 これは人為的に物価調整が行われてるからだにょ。

 例えば携帯電話を例に上げると、日本のメーカーは海外市場では壊滅状態で市場競争力が無いから、本来なら外国製の安い携帯電話がどんどん入ってくるはずなんだけど、そういう状態にはならず、ずっと国内メーカーの無意味に高機能で高価格なものばかりしかないにょ。これは総務省から携帯キャリアからが携帯メーカーとグルになって海外メーカーが参入しにくいように仕組んでるからだにょ。これはデジタルテレビも同じで、例の悪名高いB-CASも、本当の目的は海外メーカーを締め出すことにあったハズにょ。(さすがに最近は風向きが悪くなってきたから海外メーカーの参入も徐々に認めてるみたいで、安売りのテレビも出始めてるけど)
 こんな風に物価が高止まりしてる市場を見て行ったら、多かれ少なかれ政治や談合などで価格調整が行われてるものが多いか、あるいは海外製品との競合が無いから殿様商売やってるってとこが大半だと思うにょ。

 それらは個々にそれなりの理由を付けてるけど、結局のところは価格維持が究極の目的だろうにょ。じゃ、その物価の高止まりをもたらす価格維持って何のためだというと、要するに正社員の給料維持に至るにょ。
 そもそも市場競争力が無いならそれに見合っただけの物価水準まで下がり、正社員の給料もそれに見合った水準に下がるのが普通なのに、官民一体となってそれに抗ってるのが日本の現状にょ。
 物価とか市場の問題というと民間だけの話のように思えるけど、そこに官が絡んでくるのは統計数字の問題にょ。日本国内で物価水準が下がり、正社員の給料が下がったら当然ながら日本のGDPの数字が下がるけど、それで見掛け上の日本の経済力が下がったら自分たちの失策だと見なされるのを恐れてるにょ。それに加えて、民間大企業の正社員給料が下がると自分たちの給料も下げられるから、それを恐れてるにょ。(中小企業や非正規雇用者の給料がいくら下がっても関係しないけど)

 ま、こいつらが給料水準が下がるのを恐れてるのは、物価水準の不変神話を信じてるのと、後は自宅の住宅ローンの返済が掛かってくるからだろうにょ。住宅ローンなんかは知ったことじゃないけど、物価水準なんてのは相対的なものだから、社会全体の給与水準が下がって購買力が落ちると、自然と下がってくるにょ。物価水準が下がれば購買力が復活するから景気も回復していくにょ。
 今の日本が不景気なのは、不自然な物価の高止まりで社会全体の購買力が落ちて市場経済が機能しないからだにょ。そんな中で大企業の正社員と公務員の給与水準を守るために中小企業や非正規雇用者を犠牲にし続けてるから余計に購買力が下がってきて景気がさがるという、アホのスパイラルに陥ってるにょ。

 国際競争力に見合った適切な物価水準に下がれば、変な談合による価格カルテルとか規制による外国製品の締め出しとか、あるいは過度な農業助成金なんてのも要らなくなるから、日本の市場経済はずっと健全になるにょ。
 日本の工業製品が売れないのも性能が悪いとかじゃなくて、性能対価が高過ぎるからだから、適正になった物価水準の価格で出せばちゃんと売れるだろうにょ。GDPも高けりゃ良いというものでもないにょ。実態経済力と人口に見合った数字というものがあるはずで、これまでの日本の数字が異様に高過ぎたのだということにいいかげん気付いた方が良いと思うにょ。
 確かに高い経済力を持つ国が少数に限られてた時代なら、その少数の国のGDPが他国に比べて高い位置に留まってただろうけど、中国みたいな人口大国が経済力を上げてきたら、そういう従来のGDPの見方を続けてても意味は無いにょ。

 物価の高止まりの例としては、同じ商品でも海外に比べて異様に高いCDとかDVDとかの価格もあるけど、あれも関連メーカーとか流通企業の社員の給料水準の維持だろうけど……洋画とかはそれでいいかもしれないけど、アニメのDVDとか考えたら、制作費がかかるから高いとはいえ、実際のアニメのスタッフに回る金よりも、メーカーや流通の社員の給料に回る分の方が多いんだろうことは……

 ま、物価水準が今の1/3とはいわないまでも半分ぐらいにまで下がったら、時給800円のアルバイトでもずいぶん余裕を持って暮らせるようになるだろうにょ。(給料水準を下げるのはあくまでも大企業の正社員や公務員の高額給料が主体であって、時給800円なんかの最低水準の給料は下げてはいけないにょ)

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