結城あすかの毎日電波思考 (あすか日記)

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zoom RSS ネットの直接民主制に幻想を抱くなにょ

<<   作成日時 : 2009/10/24 23:54   >>

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 なんか朝生でやってたとか話題になってるんだけど、ネットで直接民主制をやれば政治家は要らないとかいう話にょ。

 直接民主制というからには、(地方自治なら)参政権を持つ住民全員が参加できるシステムであることが必要かにょ。どんな仕組みで直接民主制をやろうというのかはわからないけど、リアルの議会みたいなものをリアルタイムで一斉にとかしたら、システムが負荷に耐え切れずに一部の人しか参加できませんでしたじゃ話にならないにょ。

 ま、古代ギリシャのアテネの民主制じゃないんだから、実際にやるならリアルタイムなんか関係なく、個々人の都合の良い時間に参加できないと意味が無いだろうけど、それはそれで運営とかとりまとめとかが重要な問題になってくるにょ。
 住民全員がすべての話題に精通してるわけじゃないんだから、関心のある人だけ参加したら他の人には不都合な決議がされたとか、何も考えてない多数の人が目先の利益しか見ないから将来に向けた長期的な政策が一切出来ないとか、今の老人政治も同じだといえ、よくよく考慮しなければならない問題だにょ。

 みんながみんな最初から明確な意見を持ってるわけじゃないから、そういう人はやっぱり他人の意見を参考にするしかないだろうし、自分の意見を通すために裏で根回しする人も出てくるのは避けられないにょ。
 そりゃ、リアル社会での(代表議員としての)政治家みたいなものは無くなるかもしれないけど、ネット政治ならネット政治なりに意見の趨勢を仕切ろうとする人間が現れてくるのは見えてるし、そういう人が結局のところ利権と結びついて新しい政治家(政治屋)になっていくのだと思うにょ。

 腹の分かち合えた者同士が数人程度で話し合ってすむ社会なら政治家なんてものは要らないけど、意見や主義主張を違えた者が膨大に存在する社会では政治家の存在を否定することは出来ないにょ。それがリアル社会であれネット社会であれ同じことだにょ。
 考えるべきことは、政治家のいないシステムを空想することじゃなく、政治家に不正をさせない(あるいは政治家が誰からも尊敬される職業となる)システムを作り上げることだにょ。

 結局のところ、直接民主制なんてものは衆愚政治の行き着く先みたいなものだし、すべての人が建設的な意見を持ったり、積極的な関与と責任を担おうとしない限りは、これまで複数の政策方針や主義主張をどんぶり勘定で議員を選んできたのが、単に(他人の主張する)政策案を個別に選んでいくだけのものになるだけだろうにょ。結果、政策毎に矛盾が生じても誰も責任を負わない社会が出来るだけじゃないのかにょ?(ま、すでに現実の政治がそうかもしれないけど)

 それに、実際に直接民主制なんてものを始めたらとにかく運営が大変だろうことは予想が尽くし、そのコストはすべて行政に掛かっていくにょ。議員を無くして経費削減したと思ったら、運営システムの維持とスタッフの人件費でそれを遥かにオーバーなんてこともけっして考えられない事態ではないにょ。
 ネット政治は時代の趨勢としても、社会的コストを考えたら、ここでも直接民主制よりは代表者を選ぶような形に淘汰されてされていきそうな気がするにょ。

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